2010年5月11日火曜日

トヨタ、2094億円の最終黒字に転換 10年3月期(1ドル=90円、1ユーロ=125 円を想定)

販売回復とコスト削減で
2010/5/11 15:27
トヨタ自動車が 11日発表した2010年3月期の連結決算(米国会計基準)は、最終損益が2094億円の黒字(前の期は4370億円の赤字)だった。自動車の販売台数が回復したことに加え、原価低減や固定費削減が寄与した。  売上高は前の期比8%減の18兆9509億円だった。連結販売台数は4%減の723万7000台にまで回復。コスト削減の強化で営業損益は 1475億円の黒字(同4610億円の赤字)と従来の200億円の赤字予想から黒字に転じた。配当は期末25円を実施し、年45円(前の期は年100円)とする。  会見した豊田章男社長は10年3月期に営業黒字を確保したことについて「やっとスタートラインにつくことができた」と述べ、11年3月期は「再出発に向けて新たに成長戦略へかじを切る」と語った。ハイブリッド車など次世代環境車と新興国を攻める分野と位置づけ、経営資源を最適配分する方針だ。特に中国での商品ラインアップを拡充するという。  今期の売上高は前期比1%増の19兆2000億円となるもよう。販売台数は0.7%増の729万台を計画。日本は11%減るが、北米が 15%増加し、アジアも11%伸びる。  増収効果と原価低減で営業利益90%増の2800億円となりそう。純利益は48%増の3100億円となる見通し。配当予想は未定。  通期の為替レートは1ドル=90円(前期実績は93円)、1ユーロ=125 円(同131円)に設定した。〔NQN〕

出典:
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381949EE3E3E2E5E58DE3E3E2E7E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2


大注目のユーロは節目の122円まで戻して、また円高方向へ進行中。現在117.6。

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